Bonjour à tous !
フランス留学を考えるとき、気になることの一つが「実際、いくらくらいお金が必要なの?」という費用の問題ではないでしょうか。
授業料や航空券、滞在費など、留学前に必要な金額はある程度分かっていても、現地での生活費となると、なかなかイメージしにくいもの。
毎日の食費や交通費、友達との外食、週末の旅行、お土産など、実際にフランスへ行ってみて初めて分かる出費もあります。
そこで今回は、2026年にフランス・トゥールへ約3か月留学した8名に、現地で実際にかかった費用についてアンケートを実施しました!
「1か月にどのくらい使った?」「何にお金がかかった?」「どんなところで節約できた?」など、これからフランス留学をする方が知りたい、リアルなお金事情をご紹介します。
留学費用の準備や現地での生活を考える際に、ぜひ参考にしてください。
今回のアンケートについて
・対象:2026年3月〜6月 中村調理製菓専門学校フランス研修参加者8名
・留学先:フランス・トゥール(Tours)
・学校:Tours Langues(トゥールラング)・TL Gastronomie
・留学期間:約3か月
・滞在方法:ホームステイ(平日の朝食・夕食、土日祝日は3食付き)
・留学中の為替レート:1€=182〜187円程度(市場実勢レート)
* 今回のアンケートは、特定のプログラムに参加した8名の回答をまとめたもので、フランス留学全体の平均費用を示すものではありません。留学時期、滞在都市、学校、滞在方法、為替レートなどによって必要な費用は異なります。
目次
- 3か月のフランス留学、現地で実際にいくら使った?
- フランス留学中の1か月の生活費はいくら?
- 食費・外食・交通費・観光費の内訳をチェック!
- 留学生が「想定より高かった」と感じた費用は?
- 留学前に準備したお金と現金はいくら?
- 実際に留学生がやっていた節約方法
- トゥール留学の交通費を抑えるには?
- フランスで使うお金はどう準備する? 現金・カード・Wise
- 3か月のフランス留学に、最低限いくら用意すればよい?
- 先輩留学生から、これからフランスへ行く皆さんへ
1:3か月のフランス留学、現地で実際にいくら使った?
まずは、フランス滞在中に実際に使ったトータル金額について聞いてみました。

最も多かったのは、3か月で30〜40万円という回答で、8名中4名(50%)でした。
一方、20〜30万円に抑えた人もいれば、50〜80万円使った人もおり、現地での過ごし方によって大きく差が出ることが分かります。
ここで注意したいのは、今回の回答者は全員ホームステイで、平日の朝夕食と土日祝日の3食が付いていたこと。
授業料やホームステイ代など、留学前に支払っている費用は、この現地での支出とは別に考える必要があります。
つまり、今回のアンケート結果は、学費や滞在費とは別に、フランスで生活したり、外食や観光を楽しんだりするために用意するお金の目安として参考になります。
2:フランス留学中の1か月の生活費はいくら?
続いて、1か月あたりに実際に使った総額を聞いてみました。

最も多かったのは、1か月300〜400€で3名(37.5%)。
8名中6名は、1か月あたり500€以下という結果でした。
一方で、700〜1,000€使った人も2名います。
フランス滞在中にどのくらい外食や旅行を楽しむかによっても、必要な金額は変わってきます。
今回のアンケートでは、1か月あたりの金額が300〜400€という回答が最多でしたが、これはあくまで今回のホームステイ研修における現地での支出です。
アパルトマンなどを借りて一人暮らしをする場合は、別途家賃や食費などが必要になるため、同じ金額で生活できるとは限りません。
3:食費・外食・交通費・観光費の内訳をチェック!
それでは、現地では実際に何にどのくらいお金を使っていたのでしょうか。
項目別に見ていきましょう!
基本の食費は月100€未満が半数
朝食・昼食・夕食など、外食を除いた基本的な食費については、月100€未満という回答が4名(50%)でした。
100〜150€という回答が2名(25%)、食費が発生しなかったという回答も2名(25%)ありました。
今回の研修はホームステイで、平日の朝食・夕食と土日祝日の3食が付いているため、主に平日の昼食代などが現地での支出となります。
毎日レストランで食べるのではなく、パン屋さんやスーパーでサンドイッチなどを購入すれば、食費を抑えることもできます。
*サンドイッチの写真
飲み物やおやつは月20〜50€が最多
飲み物やおやつなどに使った金額は、20〜50€という回答が5名(62.5%)と最も多くなりました。
フランスの街を歩いていると、かわいいパティスリーやカフェがたくさんあります。
つい立ち寄りたくなりますが、毎日の飲み物やおやつ代も、積み重なると意外に大きな金額になります。
後ほどご紹介しますが、今回のアンケートでは、5名が「水筒を持参したこと」を節約できたポイントとして挙げていました。
外食は月20〜250€と大きな差が!
レストランやカフェなどでの外食費は、次のような結果になりました。
| 1か月の外食費 | 回答人数 |
| 20~50€ | 3名 |
| 50~100€ | 2名 |
| 200~250€ | 2名 |
| わからない | 1名 |
外食費は、人によってかなり差があるようです。
普段の食事はスーパーなどを利用して節約しながら、週末には友達とレストランに行ったり、カフェでおしゃべりを楽しんだり。
せっかくフランスにいるのだから、フランス料理やお菓子を楽しむのも留学生活の醍醐味ですよね!
普段の食費とは別に、外食を楽しむための予算も考えておくとよさそうです。

交通費は月20〜60€が中心
トゥールでの1か月あたりの交通費は、20〜40€という回答が4名(50%)、40〜60€が3名(37.5%)でした。
20€未満という回答も1名ありました。
ホームステイ先から学校までの距離や、トラム・バスを利用する頻度によって交通費は変わります。
また、今回の研修では製菓実習に通うために電車を利用する期間もありました。
毎日の通学に必要な交通費は、事前に確認しておきましょう。
通信費・日用品は月40€未満
スマートフォンの通信費や日用品に使った金額は、20€未満が5名(62.5%)、20〜40€が3名(37.5%)でした。
今回の回答者は、全員が月40€未満という結果になりました。
観光・旅行・お土産には月100〜200€が最多!
フランス留学では、勉強だけでなく、週末の観光や旅行も楽しみの一つです。
今回、観光・旅行・お土産など、自由に使ったお小遣いについても聞いてみました。
| 1か月のお小遣い | 回答人数 |
| 50~100€ | 2名 |
| 100~200€ | 4名 |
| 400~600€ | 1名 |
| 600~800€ | 1名 |
最も多かったのは、月100〜200€で4名(50%)。
一方、400〜800€使った人も2名いました。
フランスには、パリをはじめ、美しい古城や歴史ある街並み、美術館など、訪れてみたい場所がたくさんあります。
トゥールはロワール地方の古城巡りを楽しむにも便利な場所です。
せっかくフランスへ留学するなら、現地でしかできない経験も大切にしたいもの。
毎日の生活費とは別に、観光や旅行、お土産など、フランス留学を楽しむための予算を確保しておくことをおすすめします。

4:留学生が「想定より高かった」と感じた費用は?
実際にフランスで生活してみて、予定より高かったと感じた費用についても聞いてみました。

最も多かったのは、交通費で6名(75%)。
次いで観光・旅行が5名(62.5%)、外食が4名(50%)という結果になりました。
毎日の食費などは比較的節約できても、学校への通学や週末のお出かけ、旅行などの交通費は、思っていたよりもかかることがあるようです。
留学中の予算を考えるときは、日々の生活費だけでなく、旅行先までの電車代や、観光地での移動費なども忘れずに計算しておきましょう。
5:留学前に準備したお金と現金はいくら?
では、みんなはフランスへ出発する前に、現地で使うためのお金をどのくらい準備していたのでしょうか。
現地で使うために用意した予算は?
アンケートでは、30万円という回答が3名と最も多く、40万円、100万円、300万円という回答もありました。10万円という回答や、カードで支払う予定だったため、特に現金を用意していなかったという回答もありました。
準備した金額で足りたか聞いたところ、

8名中7名は、準備した予算で十分足りた、またはほぼ予定通りだったと回答しています。
なお、「少し不足した」と回答した人が準備していた金額は30万円でした。同じ30万円でも、十分だった人と不足した人がいることから、予算には少し余裕を持たせておくと安心です。
ユーロの現金はいくら持っていった?
現金については、4万円分、5〜10万円分、7万円分、8万円分、10万円分、431€、約800€という回答がありました。
用意したユーロ現金で足りたかについては、8名中7名が「十分足りた」または「ほぼ予定通り」と回答。
「少し不足した」と回答した人が用意していたのは431€でした。
フランスではカードで支払える場所も多いため、現金だけですべての費用を賄う必要はありません。
ただし、カードが使えない場合や、紛失・利用停止などのトラブルに備えて、現金もある程度準備しておくと安心です。
6:実際に留学生がやっていた節約方法
今回のアンケートでは、留学生活の中で「節約できたポイント」についても聞いてみました。

スーパーやパン屋さんを上手に活用!
最も多かった節約方法は、スーパーの活用で、8名中7名が回答しました。
フランスには、大型スーパーから街中の小さなスーパーまで、さまざまなお店があります。
昼食には、スーパーやパン屋さんでサンドイッチなどを購入するのもおすすめです。
毎日レストランで食事をするよりも出費を抑えられますし、フランスならではの食品や食文化に触れる機会にもなります。
水筒を日本から持参する
水筒を持参したという回答も5名ありました。
フランスに限らず、毎日ペットボトルの飲み物を購入していると、意外にお金がかかるもの。
学校や外出先へ行く際に水筒を持っていくだけでも、日々の節約につながります。
また、フランスのレストランでは、無料の水道水を頼むこともできます。
お水が欲しいときには、
Une carafe d’eau, s’il vous plaît. ユヌ・キャラフ・ドー、シル・ヴ・プレ
「お水をポットでお願いします」 と伝えてみましょう。
お土産は計画的にまとめて購入する
お土産を最後にまとめて購入するという回答も5名ありました。
留学中は、かわいい雑貨やフランスらしいお菓子など、つい買いたくなるものがたくさんあります。最初から次々に購入してしまうと、予算だけでなくスーツケースの重量も心配になってしまうかもしれません。
現地でしか買えないものを見つけたときは別ですが、お土産は帰国前に予算を確認しながらまとめて購入するのも、一つの方法です。
7:トゥール留学の交通費を抑えるには?
今回、想定より高かった費用の第1位となった交通費。
トゥールでの生活では、ホームステイ先から学校へ通うためにトラムやバスを利用するほか、製菓実習が始まると電車を利用することもあります。
ここでは、今回の研修で利用する交通機関について、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
* 以下の料金は、アンケート回収時、2026年9月時点の参考情報です。実際の購入時には、料金・年齢条件・適用区間・有効期間などを必ず確認してください。
トゥール市内のトラム・バス(Fil Bleu)

トゥール市内の移動には、Fil Bleu(フィル・ブルー)のトラムやバスが便利です。
2026年9月時点で確認した料金では、1回券は1.80€、2回券は3.30€。バス車内でチャージする場合は、それぞれ2€、3.50€です。
往復で利用する場合には、あらかじめ2回券を購入しておく方が割安です。
チャージはトラムの駅にある自動販売機やアプリなどで行えます。
また、毎日の通学で利用する場合には、定期券の購入も検討してみましょう。2026年9月時点で、月額23€。ただし、利用できる券種や年齢条件は購入前に確認が必要です。
定期券の有効期間は月初から月末までとなるため、留学の開始日や終了日によっては、1回券や2回券と組み合わせた方がよい場合もあります。
製菓実習で利用する電車(SNCF)
今回の研修では、4月から始まる製菓実習のために、全員がトゥール駅からモンルイ駅まで電車を利用しました。
2026年の参考料金は次のとおりです。
| チケット | 参考料金 |
| 1回券 | 3.40€ |
| 1週間の乗り放題(12~25歳) | 8.40€ |
| 1週間の乗り放題(26歳以上) | 12.60€ |
| 1か月の乗り放題(12~25歳) | 25€ |
毎日電車を利用する場合には、1回券を繰り返し購入するよりも、定期券を活用することで交通費を抑えられる可能性があります。
ただし、1か月の定期券は月初から月末までの利用となるため、実習のスケジュールに合わせて、1週間の定期券と組み合わせるなど、自分に合った方法を選びましょう。
8.フランスで使うお金はどう準備する?現金・カード・Wise
今回のアンケートでは、多くの留学生が現金とクレジットカードを組み合わせて利用していました。
フランス留学のためにお金を準備する際は、現金をいくら持っていくかだけでなく、どのような方法で現地の支払いをするかも考えておきたいところです。
為替レートによって、使える金額は変わる!
例えば、150€を用意する場合でも、為替レートによって必要な日本円は変わります。
* 為替手数料などを含まない計算例です。
| 1€=170円の場合 | 25,500円 |
| 1€=190円の場合 | 28,500円 |
同じ150€でも、必要な日本円に3,000円の差が生まれます。
さらに、実際に円をユーロへ両替する際には、利用する銀行や両替所、カード会社などによって手数料も異なります。
同じ金額を準備する場合でも、利用する方法によって日本円での負担に差が出ることがあります。
Wise(ワイズ)を活用する方法も
Wise は、オンラインで外貨を保有・両替したり、海外での支払いに利用したりできる金融サービスです。日本円からユーロへ両替して口座内に保有できるため、フランス滞在中の支払いに利用する方法の一つとして考えられます。
ただし、実際の両替レートや手数料、現地での現金引き出し条件などは利用方法によって異なります。
クレジットカードや現金での両替と比較し、自分に合った方法を選びましょう。
おすすめは、複数の支払い方法を準備しておくこと
France et moi では、渡航前に次のような組み合わせを考えておくことをおすすめしています。
| メインで使うカード Wiseなどのデビットカードや、海外で利用できるクレジットカードを用意しておく。 |
| ユーロの現金 カードが利用できない場合などに備え、ある程度の現金も準備しておく。 |
| 予備のクレジットカード 紛失や利用不可などのトラブルに備え、別のカードも用意しておく。 |
実際に今回のアンケートでも、先輩留学生から「カードは絶対に2枚は持っていくこと」というアドバイスがありました。
カードは海外での利用可否や利用限度額、紛失時の連絡先などを、出発前に確認しておくと安心です。
9.3か月のフランス留学に、最低限いくら用意すればよい?
最後に、これから同じプログラムに参加する人に向けて、「3か月で最低限必要だと思う予算」を聞いてみました。
今回の回答では、30〜50万円という予算を挙げた人が5名いました。
一方で、200万円以上という回答も3名あります。
こちらについては、授業料や航空券などを含めた留学全体の費用として回答されている可能性があります。
そのため、アンケートの数字を単純に平均するのではなく、留学前に支払う費用と、現地で使うためのお金を分けて考えることが大切です。
今回の研修では、現地で実際に使った総額は3か月で30〜40万円という回答が最多でした。
ただし、30万円を準備して少し不足したという人もいます。
外食や旅行、お土産などをどのくらい楽しみたいかを考えながら、可能であれば予備費も含めて予算を立てておくと安心です。
10.先輩留学生から、これからフランスへ行く皆さんへ
最後に、2026年に研修へ参加した皆さんから、これからフランスへ留学する方へのアドバイスをご紹介します!
先輩留学生からのメッセージ
「絶対たのしいから行って欲しい!」
「水筒を持参すること、カードは絶対に2枚は持っていくこと、日本食を少しでも持っていくこと」
「使えるお金があるならお土産とか沢山買って現地でもいっぱい食べた方がいい!」
「食費節約できたら意外に余裕」
「余分に持って行ける分のお金は準備しておいて損はないです。」
節約することももちろん大切ですが、せっかくフランスまで留学するのなら、現地でしかできない経験も大切にしたいですよね。
今回のアンケートでも、スーパーを活用したり、水筒を持参したりしながら、外食や旅行を楽しんでいた様子がうかがえました。
普段の生活で節約できるところは節約して、行ってみたい場所や食べてみたいものにはお金を使う。
そんなメリハリを意識しながら、充実した留学生活を送っていただけたらと思います。
Bon séjour en France !
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