フランス滞在にビザは必要?

フランスを含むシェンゲン圏では、日本国籍の場合、観光を含む短期滞在は90日までビザ不要です。
しかし、90日を超えて滞在する場合は、必ず目的に合ったビザが必要になります。

  • 滞在目的に合わないビザでは取得・延長できない場合があります
  • ビザの申請条件は予告なく変わることがあります
  • 申請前に必ず最新情報を確認しましょう

目次

  1. 目的にあったビザを選びましょう
  2. 留学によくあるビザ 
    2-1 学生ビザ(étudiant)
    2-2 ワーキングホリデービザ(vacances-travail)
    2-3 ビジタービザ(visiteur)
  3. その他のビザ
  4. 参考リンク

1:目的に合ったビザを選びましょう

フランスの長期ビザにはそれぞれ特徴があり、「学ぶ」「働く」「若者の文化交流」「余暇で暮らす」など目的によって最適なビザは異なります。
フランス滞在の第一歩は、ご自身の活動内容を明確にすることです。

自分に合ったビザの選び方 ービザ選びのポイントは以下の3つー

  1. 滞在目的(学ぶ・働く・暮らす・旅行など)
    フランスで「何を実現したいか」によって、申請すべきビザの種類が決まります。学習、就労、あるいは文化体験など、ご自身のメインとなる活動を基準に選びましょう。

  2. 滞在期間(90日以上〜1年以上)
    滞在予定期間に合わせて、最適なビザを検討します。90日を超える長期滞在の場合、以下の期間設定が一般的です。
    学生ビザ: 学校に申し込んでいる登録期間に基づき、滞在期間が決定します。
    ワーキングホリデービザ: 期間は「1年間(12ヶ月)」の固定となります。
    ビジタービザ: 最長「1年間」の滞在が可能です。(更新可能)

  3. 留学のご予算
    ビザの種類によって、申請時に求められる「銀行残高証明」の必要額が異なります。また、現地での収入を視野に入れる場合は、就労制限の確認が不可欠です。

    学生・ワーキングホリデー: 現地で仕事を見つけて働くことは可能ですが、労働時間に制限あり。
    ビジタービザ: 現地での労働は一切禁止。十分な生活資金を証明できることが条件。

「まず目的を決める」ことが、最も大切なステップです。
以下では、主な4種類のビザの特徴をまとめて紹介します。

2:留学によくあるビザ

ここからはそれぞれを具体的に説明します!

🎓学生ビザ(étudiant)

概要
留学生が最も利用するビザで、学校の入学許可書に記載された受講期間に応じて滞在期間が決まります。
留学計画がしっかり立っている人向けのビザです。

ポイント
・4ヶ月から1年未満の期間、フランスで学ぶための滞在を可能にするためのビザ
・2種類あり、アルバイト可/不可、延長可/不可など条件が異なる
・現地で延長できるタイプが一般的(これまでサポートした生徒の例)
・未成年の場合は注意点が多い(書類増・最長11か月など)

詳細
フランスで学ぶ人の多くが取得する学生ビザは、必ず学校の入学許可書が必要です。
記載された期間に応じてビザの期間が発給されます。1年以上のプログラムでも最初は最長1年のビザが発給され、フランス現地で更新手続きを行います。

学生ビザには2種類あり、どちらが発給されるかは公表されていません。

VLS-TS étudiant (長期学生ビザ)
・現地到着後のビザ有効化が必須
・アルバイトが可能(年間964時間=週20時間まで)※生活費を補うため
・現地での更新手続きが可能

VLS-T étudiant (一時滞在長期学生ビザ)
・現地到着後のビザ有効化が不要
・アルバイトなどの就労は一切不可
・現地での更新手続きは不可、帰国

《 未成年の場合の特徴 》
・最長11か月まで・更新不可
・書類が多く審査も厳しい
*「未成年の学生ビザ」による長期滞在の場合は、年に一回帰国して再申請する前提です。

注意!
フランスの学生ビザ申請は、「Campus Franceでの手続き」と「フランス大使館での手続き」の2段階に分かれています。 

  • Campus France: 主に学業の動機や計画を審査します。ここで志望動機が必要になります。
  • フランス大使館: 主に経済能力や住居などの滞在条件を審査します。

✈️ワーキングホリデービザ(vacances-travail

概要
31歳の誕生日の前日まで申請可能で、生涯に一度だけ取得できる人気のビザ。
滞在中は働く・学ぶ・旅行するなど自由に活動できます。

ポイント
・申請は無料
・更新不可(最長1年のみ)
・入学許可書は不要
・アルバイト可能
・就労先が最初から決まっている場合は申請不可

詳細
ワーキングホリデービザは「文化交流」が目的のビザで、就労が主目的ではありませんが、現地で仕事が見つかれば働くことができます。
申請時に学校の入学許可書は不要ですが、現地でどのような文化交流活動を行うかという計画書は提出します。語学学校、国内旅行、アルバイト体験、ボランティアなどを組み合わせた内容が想定されます。


France et moiからのアドバイス!
このビザは一生に一度しか申請できないため、
学業目的の場合は学生ビザを選び、ワーキングホリデーは将来のために残す選択肢もあります。

参考リンク
フランス大使館 ワーキングホリデービザ

🧳 ビジタービザ(visiteur)

概要
学業・就労を目的とせず、余暇や文化的活動のために1年間フランスに滞在したい人向けのビザです。

ポイント
・年齢制限なし
・通学は自由
・就労は一切不可
・更新可能
・十分な資金証明が必要

詳細
ビジタービザは、「仕事をしないでフランスで長期滞在したい」という人に最適です。
学校に通うこと自体は可能ですが、入学許可書は不要で、修学や資格取得の目的は必須ではありません。

注意!
・銀行残高証明など厳格な資金証明が必要
・更新時にも翌年分の生活費証明が必要
となります。

3:その他のビザ

💼 就労ビザ(travail)

概要
フランスで働くためのビザで、すでに雇用主・勤務先が決まっている人向けです。

ポイント
・ワーキングホリデーとの混同が多い
・就労先が決まっているとワーキングホリデービザは使えない
・企業側の書類準備が多く、手続きは複雑
・更新しながら長期滞在も可能

詳細
就労ビザは、雇用主が労働局に許可申請を行う必要があるため、提出書類が多く手続きも複雑です。
留学エージェントの対応範囲ではありませんが、「ワーキングホリデービザで先に仕事を決めておく」ことは不可であるため、混同を避ける目的で説明を加えています。
すでに就労先が決まっている場合は、必ず就労ビザの申請が必要です。

4: 参考リンク

フランス大使館 ビザ申請ガイドページ

Campus France ホームページ

France et moi インスタグラム ビザの選び方

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冒頭でもお伝えしたように、まず、留学の目的を立てることが大切です。
そして、情報収集し、計画を立て、準備していきます。
これらについては以下のリンクも参考にしくださいね!

フランス留学どのような手続きが必要?留学計画と準備期間



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