フランスでパティシエ留学を考えている方なら、一度は「CAP」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
CAP(Certificat d’Aptitude Professionnelle)は、フランスの国家資格であり、職人としての基礎技術を証明する大切な試験です。フランスの製菓学校に通う学生の多くはこの資格取得を目標に学んでおり、フランスでパティシエを目指すうえで、基礎資格として広く認められている国家資格です。
今回はCAPの概要や試験内容、そして留学する上でのメリットをわかりやすくご紹介します。
フランス語、専門学校での技術習得、店舗での実務研修、フランス国家資格CAP受験。これらがひとつになった、トゥールラングのパティシエ留学プログラムの詳細は以下のリンクを参照ください!
*本ページのCAPの情報は、2026年現在のものです。内容は変更になることもありますので詳細はこちらのリンクでご自身でもお確かめください。
https://www.ac-orleans-tours.fr/certificat-d-aptitude-professionnelle-122042
「フランスでお菓子を学びたい!」その気持ちを形にするのがこのプログラムです。
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目次
1:CAPとは?概要と役割
CAPとは「職業適性証明書」のこと。
料理、パン、サービスなど複数の分野に存在しますが、製菓の分野では「CAP Pâtissier」が基本資格です。
フランスでパティシエとして就職する場合、CAPを取得していることが一つの信用の証となります。
「CAPを持っている=基礎的な理論と技術を習得している」と見なされ、雇用や研修の際に大きなアドバンテージとなるのです。
また、将来的にフランスで製菓業を営む際には、CAPなどの資格や一定の実務経験が求められる場合があります。そのため、現地でのキャリアはもちろん、日本帰国後の就職・開業においても高い評価を受ける、一生モノの資格と言えるでしょう。

2:試験内容と構成
CAPパティシエは「実技試験」と「一般教科試験」で構成され、どちらも合格には必須です。
実技試験(EP1・EP2)
CAPの中心となるのは、約10時間に及ぶ実技試験です。
- EP1(製菓製造の基本)
試験テーマ:tour・petits fours secs・petits fours moelleux・gâteaux de voyage
折り込み生地を用いた製品(クロワッサンなど)、焼き菓子(ガトー・ド・ヴォワイヤージュ)、プティフールなど。5時間半ほどの作業が課され、係数(配点比重)は8。 - EP2(生菓子・アントルメ)
試験テーマ:Entremets・Petits gâteaux
アントルメやプティガトーなど、生菓子の製造。5時間以上の実技で、係数は7。
いずれも「完成度の高さ」「味」「作業手順の正確さ」「スピード」が厳しくチェックされます。実技の係数は非常に高く、合否を大きく左右するため、まさに腕の見せどころです。
一般教科(EG1〜EG5+UF1)
実技だけでなく、一般教養の試験も行われます。
一般教科としてフランス語、歴史・地理、公民、数学、理科、外国語、PSE、芸術教育などがあります。
- フランス語・歴史地理(coef.3)
- 数学・理科(coef.2)
- 体育(coef.1)
- 外国語(英語など)(coef.1)
- PSE(衛生・健康・環境の安全管理)(coef.1)
- 芸術教育(UF1)(coef.1)
特に日本人留学生にとって難しいのがフランス語の筆記。文章理解や表現力が問われるため、早めに準備しておくことが合格の鍵です。
また「芸術教育」はフランスの教育制度ならではの科目で、デッサンやデザイン表現を通じて創造性や文化的理解を評価されます。
合格条件
全科目の係数を考慮した総合平均で 10/20点以上 が合格の目安となります。
実技科目(EP1・EP2)は係数が高く、合否を大きく左右するため、特に重要です。
つまり「実技でしっかり結果を出すこと」が最重要。理論・語学の準備も必要ですが、実技力を磨くことが合格の第一歩です。
補足:coef.(係数)とは?
フランスの試験では、各科目に「coef.(係数)」が設定されています。これは、その科目が最終成績にどれだけ大きく影響するかを示す「重み」です。係数が高い科目ほど最終評価への影響が大きくなります。
例えば、同じ12点でも、係数8の科目は係数2の科目よりも最終成績に大きく反映されます。CAPパティシエでは実技科目(EP1・EP2)の係数が高いため、合否を大きく左右する重要な科目です。

3:開催時期と受験の流れ
試験は基本的に 年1回(6月頃) に実施されます。年1度の大勝負です。
日本からの留学生は、渡仏後に語学学校や製菓学校に通いながら準備を進め、1年かけて「語学・技術・研修」を同時に積み上げ、本番を迎える流れになります。試験直前は模擬試験や過去問演習を繰り返し、流れを体で覚えることが重要です。

4:CAPを取得するメリット
フランス国内での信頼度
採用時やスタージュ(研修)で「基礎ができている」と評価され、就職や紹介で有利になります。
キャリアの幅が広がる
フランスでの独立開業や、日本帰国後のキャリア形成に直結。履歴書に「CAP取得」と記載できることは大きな武器です。
国際的な評価
フランスの国家資格であるCAPを取得することは、「本場フランスで専門技術を学んだ証」として、日本をはじめ海外でも評価されることがあります。帰国後の就職やキャリア形成においても、大きな強みとなるでしょう。

5:France et moi のプログラムならではの魅力とは?
・パティスリーでのスタージュ(研修)が可能 → 学んだ技術を現場で繰り返すことで、技術力の向上や定着が可能です!
・フランス語の学習からスタート → フランス語が話せなくても、ゼロから勉強できるので、誰にでもチャンスがあります!
・国家資格CAPの合格を目指せる → フランスのどこに行っても通用する資格なので、留学後のキャリアの選択肢が広がります!
・学生ビザで渡仏可能 → 学生ビザは年齢制限もなく、学校の提携先のお店で研修ができるため、年齢や語学力に関係なく挑戦できます!
・少人数制で安心 → 語学学校は1クラス平均6名、製菓学校は毎年10名前後と少人数制のため、きめ細やかな指導を受けることができます!

「フランスで本気でお菓子を学びたい」「でも語学や生活が心配…」
——そんな人こそ、このトゥールラングのパティシエ留学プログラムにぴったりです。
また、France et moi では、CAPパティシエを目指すプログラムを通じて、多くの生徒が毎年受験し、合格率は約98%という実績を誇ります。語学が不安な方でも、現地でのサポートや学校のきめ細やかな指導により、安心して合格を目指せます。
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